砂の塔の横山めぐみ&津田寛治夫婦にみる金持ちは悪という風潮

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秋も飽きずにドラマを観ています・・・。

さて、2016年の秋ドラマでスティーブン倉田が選ぶ最も面白い作品は、

TBS金曜ドラマの『砂の塔~知りすぎた隣人~』です。

タワーマンションに住む菅野美穂さんが上層階・下層階に住むママ友たちとの狭いヒエラルキーの中で苦しんでいく物語で、真上に住む松嶋菜々子さんはそのすべてを操り、彼女を追い込んでいくとう『サスペンス』の要素も併せ持ったドラマなんですが面白さを引き立てているのは、子供が連続して誘拐される”ハーメルン事件”という事件性の組み合わせなんですよね。

僕はドラマサスペンスって結構好きで、今回の作品はオリジナル脚本ということもあり展開が予測できないのでハマっていますね。

ただ、僕が今回言いたいことはドラマの面白さではなくて、金持ちに対する印象についてです。

劇中では、菅野美穂さんがタワーマンションに引っ越してきてから様々な問題に直面していくことがドラマのアクセントになっていくのですが、このドラマ2話まで観て世間の金持ちに対する印象操作が相変わらず変わってないという点がものすごく引っかかったので、そこについて話していこうと思います。

 

【砂の塔】横山めぐみ&津田寛治夫妻の性格を悪くする演出について

ママ友の暗黙のルールが多すぎてトラブルになる。これがお決まりのパターンとうのはわかります。

あらすじからして、予想はできますよね。ごく一般的な家庭のママがタワーマンションに引っ越してくればそのマンションのママ友ヒエラルキーを嫌でも感じることになるでしょう。

案の定、菅野美穂さんは25階~50階(最上階)の中で25階に住むので事実上その”枠”の中で一番下っ端な結果となっています。

ここに世間が感情移入するところなんだなと僕は思いました。

面白いのが、1階~24階では無いという点ですよね。

1階~24階と25階~50階はエレベーターが別れているのでこの時点で大きな差が生まれるわけですが、菅野美穂さんが25階に住むことで、収入が無いわけでもないけどその枠の中では一番下だという見せ方をしています。

この辺は上手いなあと感じてるんですよね。

普通であることを重要視している女性の思考に25階というポジションは感情移入しやすいでしょう。

 

ただですね、問題は最上階に住む横山めぐみさんの性格についてです。

ママ友付き合いがあれば合う合わないというのは存在します。陰湿な嫌がらせ、陰口などもきっとあるでしょう。

しかし、なぜその役を最上階に住む横山めぐみさんがやらなければならないのでしょうか?

今回の横山めぐみさんは、分かりやすいくらいに性悪セレブママです。

別に横山めぐみさんが悪い役を演じるのは全然問題ないんですよ。なんで最上階に住むママのイメージはいつもこういう悪い感じなのかなと思ってしまうわけです。

だって、これでは

最上階に住んでる=あ、じゃあ『砂の塔』の横山めぐみさんみたいな感じなんだ。

って思われても仕方ないですよ?

 

おまけに横山めぐみさんの夫役である津田寛治さん。

彼もまた決して性格が良い人間ではありませんでした。

劇中でマンションの敷地内にタバコのポイ捨てがされていたことが問題になり、横山めぐみさん率いるママ友軍団がタバコ禁止のビラを配り始めるわけですが結局その犯人は津田寛治さんだったわけですよ。

ここも引っ掛かりましたね。最上階に住む人間がポイ捨てなんてするのかと?

 

なんだか、わざわざ最上階に住む人間を悪く演じさせる感がすごい現れている気がしてなりませんでした。

 

『やはり金を持っているやつは悪いやつだ』←これが世間です

僕が言いたいのは金持ってる人に対して悪い印象を与え続けるのはどうなのかなというところです。

先程の津田寛治さんの例だってそうですが、最上階に住む程の人間がポイ捨てとかマナーがなってないことしますかね?僕には考えられないんですよね(汗)

ドラマの演出上そうせざるを得ないっていうのは分かります。しかし、この構図ってずっと変わらないんですよね。

恐らく『家なき子』くらいからこのフォーマットは崩れてないんじゃないですかね?

『貧乏=共感 金持ち=悪い』

なんで金持ってる人はこうも悪く描かれるのか謎だと思ってます。

あまりお金だけで人間性を決めつけるのは良くないことですが、ドラマの演出というのは遠回しにそれを印象づけしているなあ。と思った次第です。

 

だったらたまには

『金持ち=共感 貧乏=悪い』

というものを描いてみてもいいんじゃないかと思いますけど・・・・

絶対にクレーム来るでしょうね(汗)

 

まとめると、お金の有無だけで善悪を印象付けするのは視野が狭くなってくるのであんまり良くないのではないかと感じています。

テレビドラマでは鉄板で使われる構成ですが、今回の『砂の塔』ではあまりにも如実に現れていたので今回は僕の感想を述べてみました。

とかわーわー言いながら毎週観てますよ(笑)

 

 

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