動画編集に時間はどれくらいかければいいのか?用途別に解説!

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YouTubeが世間に慣れ親しみはじめて数年が経ちました。
その影響で動画編集する人も増えました。

おそらくこの記事を読んでいるあなたも動画編集をすでに実践していることでしょう。
すると、どこかのタイミングでこのような疑問も浮かんできます。

『動画編集のやり方はなんとなくわかったけど、これってどれくらいの時間をかけてやるものなの?』

はい、そうです。

動画って視聴する機会は増えたけど編集する人を視聴する機会ってほぼ無いですよね。

それもそのはず、動画編集は裏方の作業です。
なのであまりその実態を知ることはありません。

そこで今回は、実質撮影よりも作業時間が長い編集にスポットライトを当ててみました。

これからお伝えする内容は、ほぼ毎日YouTubeの動画編集をしているボクが
実体験ベースに基づいた『用途別の動画編集とその時間』についてのまとめです。

 

動画編集ってそもそも必要なの?

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ではネットに動画をアップロードすることを前提に話していきますね。
動画をアップするには動画素材を作成する必要があります(当たり前ですが)。

ここでポイントとなるのは

  • 動画作成
  • 音声動画作成

という2つの選択肢がまずあるということです。
それぞれ解説していきます。

 

音声動画作成

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動画作成の場合は何かを撮影するという工程が発生しますが
対して音声動画作成というのはその撮影の手間が省けます。

これはどのような動画を作るかによって最善の方法をとってくだださい。

例えば、ラジオ形式の動画を作りたい場合
音声だけ録音すればいいですよね。

だいたいそういう時は
画像1枚だけ差し込んで書き出しを行えば済みます。

つまり音声動画の場合は

  1. 声を録る
  2. 音声と差し込む画像を編集ソフトに読み込む
  3. 書き出す

この3ステップで終わります。

編集は音声と適当な画像を読み込んで書き出すだけなので
特に画質にこだわる必要もありません。

無駄にHDサイズ(1920×1080)にして容量を増やさないようにしましょう。
僕も音声のみの動画を作ったりしますが、

3分喋ったのであればおよそ5分でアップ完了します。

喋った音声素材を聞いて確認している間に画像を作って差し込んでおけば
後は書き出す時間が発生するくらいです。

もし今作ろうとしている動画が視聴者にとって映像じゃなくても差し支えのないコンテンツなのであれば
音声動画にするという工夫を行ったほうが時間短縮につながります。

 

動画作成の用途別編集時間

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先程は普通の動画作成か音声動画作成かで作業工程が変わることをお伝えしました。
では次に普通に動画を作成する場合の説明をします。

これは

  • 撮影アリ
  • 撮影ナシ

でまた分かれます。

 

撮影アリの場合

この場合はカメラで撮影を行いPCなどにファイルを読み込み編集を行います。
すると撮影時間の尺の長さ、完成クオリティで編集する時間も変わってきます。

例えば、

以前僕がDVD販売のために作った映像の場合
およそ5時間超えの撮影データから60分尺の動画を作る必要があり、
その時の作業時間は実質およそ38時間費やしました。

また、

プロモーション用のYouTubeムービーの依頼を受けた時は、
3分の映像を作るのにエフェクトを多く盛り込む必要があったため作業時間をおよそ30時間費やしました。

音声動画だったらすぐ終わるのにモノによっては
時間と手間をかけなければならない動画もたくさんあります。

このように撮影データの尺の長さや完成クオリティによって作業時間は大きく変動するわけです。

 

撮影ナシの場合

さらに撮影ナシで動画を作る場合は
クオリティラインを決めないといくらでも時間を使ってしまいます。

撮影素材がないということは自分で素材を作る必要があります。
それは画像作成やテキスト入力、またそれをアニメーションさせるといった作業です。

以前CG映像制作をしていた立場の人間から言えることは、
初心者が0から素材を作る場合、膨大な時間を使うことになることは覚悟しておきましょう。

素材づくりは本当に地味に骨の折れる作業です

僕がはじめてアニメーションソフトを使ってタイポグラフィーを作った時は
1分30秒の動画を作るのに1ヶ月かかりましたから(;´∀`)

タイポグラフィとはこういうものです▼

勉強のために作るのは全然ありですが、
こういうところは時間かけたくないならフリー素材を使ったり、
またはテンプレートを買うことですね。

 

YouTuber的編集作業の時間配分

時代が進むに連れてYouTuberの作成する動画ってどんどんおもしろくなってきているなと思います。
その要因のひとつに編集技術が上がってきているという点があげられます。

きっとそれは毎日配信などで何本も動画を作成していくうちにスキルが上がっていったのでしょう。

そういう動画を見ていると
ちゃんと視聴者を楽しませる仕掛けが用意されているなと僕自身も気付かされて勉強になります。

なので、最近自分が動画編集を担当しているYouTubeチャンネルを
人気YouTuberがやっているような編集方法に変えて実践してみたんですよ。

すると、しばらくやっているうちにYouTuber的な動画作成をした場合の時間配分が
自分の中で掴めてきたのでその説明をしていきたいと思います。

サンプルとして下記動画のような編集の仕方をすると思ってください▼

 

今回は外部スタッフが撮影した映像素材約20分のものを5分尺以内の動画にしてYouTubeにアップしました。

その詳細はこうです↓

 

カット&トリム 約60分

動画を取り込んでから使う映像を選ぶ作業です。

使い所を撮影段階で決め打ちしていればここの時間はもっと短縮できますが、
そうじゃない場合編集者が抜きどころをチェックしながら進めます。

自分で現場に立ち会っていないので一通り映像を見る時間が発生します。

最初で全体像を掴めば終わりまでの時間を逆算できるようになるので、そうなると楽です。

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カット&トリム(2回目) 約30分

1周目で大まかに枠組みを作ったら2周目に入ります。
ここでベースとなる撮影素材すべてを5分尺以内に詰めます。

 

テロップ、差し込み素材 約60~120分

テロップは入れるのと入れないのとでは大きく見栄えが変わってきますが、
全部入れるのはめちゃくちゃしんどいです。

要所要所で入れたとしても60分くらいはかかるのでフルでやれば倍かそれ以上かかるでしょう。

あとは画像&映像素材の差し込みが必要な場合は、
テロップ入れる作業と併行して追加していきます。

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BGM&効果音、エフェクト、演出 約60分~120分

ここもクオリティやセンスで仕上がりが変わってきます。

演出を最後に持ってきましたけど、
1回目のカット&トリムの時にある程度構成と演出をイメージしておけばここはサクサク進みます。

ここが編集していて一番楽しい部分かなと思います。

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最終チェック 約30分

最後に通しで確認します。

一回確認して気になるところを修正したら一度寝かせます。

数時間経ってから(僕は1日置きます)また通しで確認して問題なければ書き出してアップします。

 

以上ですね。

手順は人によって変わってきますが、
時間を計って実践してみたところこのような結果になりました。

つまり

YouTuber的な動画を作るのにかかる時間は約4時間となりましたね。

ただこれはあくまで僕の作業スピードです。

作業者のスキルにもよるし、
予め使う素材がテンプレート化されていれば0から作る手間が省けます。

時間をかければよりクオリティが高いものができるかもしれませんが、
個人的にはおもしろ系YouTube動画1本に対して4時間以上は使いわないようにしています。

なぜならそうやって自分ルールを決めておかないといつまでもクオリティを追い求めてしまうからです。

 

時間のかけ方を間違えないこと

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動画を作った経験がある人なら共感出来ると思いますが、
編集作業は地味で時間がかかるものです。

しかし、
ただ撮影したものを流すのと編集したものを流すのとでは見え方が180度変わります。

僕は長年動画の編集をしてきて感じているのは、

どんな素材も編集次第でどうにでもなるということ。

これは本当にそうなんですけど、
素人が撮影したものでも編集次第ではめちゃくちゃかっこよくもおもしろくも出来てしまうものなんです。

ただ編集する人間として大事なのは

『そこまでする価値があるのかどうか?』

ということを最初に判断する必要があります。
そうしなければ生産性が低い作業をすることになるからです。

これはよくあることなんですけど、結婚式の映像を友人にお願いされた時に

はりきって凄いアニメーションムービーをつくるよりも、
何も編集しないで新郎新婦の会社上司からのメッセージビデオを流したほうが会場は盛り上がるし本人も嬉しいものなんです。

つまり、その動画というのは誰がどんなシチュエーションで見るのか?
そしてその動画を見た後にどんなことを思って欲しいのか?

ここまで想定して編集作業を行うと、かけるべき編集時間も見えてくると思います。

 

最後に

以上が僕なりの動画編集に対してかける時間の目安と考え方でした。

動画編集はスキルも大事ですが、一定のラインを超えるとセンスになってきます。

あとは編集に時間をたくさん使えるなら使えばいいし、
使えないのであれば限られた時間で最高のパフォーマンスが出せるやり方を生み出せばいいんです。

動画編集は”こういう時こうしたほうが楽”といった対処法をいろいろ覚えておくと楽しいですよ~!

 
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