『帰りたい!帰りたい!』って聞くと、僕はユニコーンの大迷惑を思い出します。
バントマンが”帰りたい”と歌にするとその叫びもロックンロールに聞こえてきますが、現実社会の”帰りたい”はもっと切実です。
日本のサラリーマンが働いている会社のフロアには見渡す限り疲れきった顔をしている社員の姿があります。
みんな口には出しませんが共通して思っていることがあります。
そう、
『帰りたい』
です。
今回は帰りたいという言葉が口癖になっている人、言葉になってしまう心理について説明していきたいと思います。
帰りたいが口癖の人たち
すべての人が帰りたいと思っているわけではないのですが世の会社務めの方は、帰りたいと思っている人のほうが多いでしょうね。
何故かというと、日本の働くオトナは帰るべき時間に帰れていないからです。
これが、毎日定時で退社できていればそこまで帰りたい気持ちは膨らまないはずです。
でも現在の日本ではそれが実現出来そうにありません。
今ではその存在を忘れかけているプレミアムフライデーというものがありますが、あれがスタートした初月に早く帰った人は
調査対象約3000人のうち、3.7%だったそうです。
全然帰れてない!!!!
だから口癖のように帰りたいと言っている人の気持ちもすごくわかります。
だっていつも帰れないんですから。
僕が以前働いていた会社にも帰りたいが口癖の社員がいました。その言葉が口に出る時間はいつも決まって定時を過ぎてからです。
そこからは息を吐くように
帰りたい社員
と言っていました。
ですが、定時を過ぎるまではその言葉が出てきません。
(言葉にできないかもだけど)
きっとこれはその人の中で、定時以降は業務よりも帰ることに優先順位が切り替わるからです。
帰りたい社員
確かに、僕も会社員時代長時間労働が続いていた時は、残業中とか帰りたい以外の発想が無かったかもしれません。
なのでこのような場合は口癖になるのも理解はできるんですよね。
しかし、それだけにとどまらない人もいます。
それは日常的に『帰りたい』と言っている人です。
帰りたい社員
いつも帰りたいと言う人の心理とは?病気なのか?
全日本もう帰りたい協会というTwitterのアカウントがあります。
そこに投稿されている内容が切実すぎて少し笑ってしまいました(笑)。
言ったそばから。 pic.twitter.com/EjSYTeMfPn
— 全日本もう帰りたい協会 (@mou_kaeru) 2017年3月2日
それだけを考え続ける。 pic.twitter.com/QSaEdxS6ye
— 全日本もう帰りたい協会 (@mou_kaeru) 2017年3月2日
たった5文字。 pic.twitter.com/O9davluEUo
— 全日本もう帰りたい協会 (@mou_kaeru) 2017年2月20日
面白おかしく書かれてはいますが多くの共感を得てるあたり、ひとつの真実を代弁しているのでしょう。
家を出た瞬間から帰りたいと思うのは病気なのかもしれない
そう考える人もいますがそれは違うと思います。
そもそも帰りたいと口癖のように言ってしまう心理というのは、
心がそこに無いからなんです。
その場から帰りたいわけではなく、今の状況から本当に帰るべき場所に帰りたい。
けどそこがどこなのかもわからないし、わかったからといって帰れるわけではない。
の類と一緒です。
おそらく常々帰りたいと言っている人は家にいても帰りたいと思ったり、最悪口に出したりしていることでしょう。
帰りたい社員
僕は以前4ヶ月間会社に泊まっていた時期がありました。ただ、週に1回は家に帰れるる日をつくることが出来たんですよ。
ですがそれは”家に帰る”というよりも数時間リフレッシュしてまた会社に戻るための
一時帰宅でした。
その時はさすがに家路に着いたにもかかわらず
倉田
と独り言を言ってしまいましたよね(汗)。
そこで思ったのは、会社で働いている以上はどこにいても帰りたい気持ちが消えることはないんだなと。
だからこれを、”帰りたい病”だと捉えるならその治療方法は
ズバリ、
環境を変えるしかありあません。
すべては環境の問題
思い出してほしいんですが、修学旅行で夜までバカ騒ぎをして
あの頃のオレ
と思ったことはありませんか?
あの頃のワタシ
とか寂しい気分になったりしませんでしたか?
または恋人や友達と旅行に行った時にも楽しすぎて、その場から離れたくないと思ったりしたことありませんか?
要は、『帰りたくない』と思ったときのことを思い出してほしいんです。
なぜかというと口癖のように帰りたいと言ってる人が本当に帰るべき場所はその環境だからです。
あの時、
『楽しくてこの場からまだ帰りたくない!』
と思っていた環境に戻りたいんです。
だから僕はそういった環境が毎日続けば、帰りたいなんて思うこともないんじゃないかなと考えてます。
帰りたい社員
じゃあなぜあの時のような気持ちになれないのか?
それは帰りたいと思わせる元凶があるからです。
改めて、帰りたい元凶ってなんなのか考えてみてほしいんです。
・・・
・・・間違いなく会社ですよね。
会社という環境が帰りたい原因を作っているわけです。それは会社にいてもいなくても同じです。
なので、帰りたいと言う人は本当は解放されたいんじゃないかとも思えます。
数時間後には会社に行かなくてはいけない事実から解放されたいはずなんですよ。
でもそれが叶わない。だからどこにいても年中帰りたいと考えてしまう。
帰りたい社員
ん~。このまま一生帰りたいとつぶやきながらの人生ってどうなんでしょう?しんどすぎませんか(汗)
帰りたいと現状に不満を言うよりも、「帰れる環境を作る行動」を取ったほうが未来の自分のためになるんじゃないかと思います。
もしも、今の会社員生活が未来の自分のためにならないと感じているならばそれは環境を変える必要があるはずです。
僕の場合はもう限界だったので会社辞めて雇われず「家で仕事をする環境」を手に入れました。
そういう暮らしをし始めて思うのは雇われないだけでも人生大きく変化するものだなと。
例えば、
- 朝何時に起きてもOK
- そのまま仕事に入るもよし
- 散歩に行くのもよし
- 洗濯や掃除もきちんと出来る
- 平日の昼間に遊ぶことも可能
このような生活を送るためには帰りたいと思うだけではどうにも解決しません。
『帰りたい』という言葉を『変えたい』にする
たったそれだけでも現状は徐々に好転していきます。まずは口癖から変えてみるのもひとつの解決策ですね。
スナフキンもそのようなことを言っていましたよ。
人の気持ちなんていくらでも変えられる。
変わってしまう。
— スナフキンのことば【厳選】 (@snufkin_koto) 2017年7月12日
会社を辞めるための準備
世の中には僕同様にインターネットの力で人生を激変させた方たちが大勢います。
しかし、一部の方はもともとブラック企業に務める会社員で家に帰れないほどの労働を強いられていた過去を持っています。(僕もです)
そんな人達がなぜその環境から脱出できたのか?
それは
会社以外で働ける環境の存在を知ったからです。
たったそれだけ。
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