YouTuberのラファエルさんが札束の写真を撮影してSNSにアップしたところ、実はこの札束がラファエルさん本人が稼いだお金ではなくレンタルした札束だという情報が流れて炎上しました。
そして、ここぞとばかりにネットユーザーが検証し始めたところ
どうやらガチっぽいのです▼
【朗報】ヒカル大先生の同志ラファエル氏が札束の使い回し発覚><
①ラファエルがツイッターやインスタで札束画像をあげる(1枚目左)
②21日にラファエルが芹那という新キャラとコラボ動画をupする(1枚目右)
③よく見ると万札の印や番号が一致
④神崎芹那は情報商材をやっている pic.twitter.com/LXL10Pbx1K— みずにゃん@金髪起業家ヒカルの弟子 (@mizunyannyan) 2017年8月21日
ただ、この内容を見る限り情報商材の手口と同じ匂いを感じたので今回は札束をレンタルする目的とその札束を使ったブランディングは本人にどのような影響を及ぼすのか?
ブランディングを学んでる身分としてそのあたりが興味深く感じたので、掘り下げていきたいと思います。
ラファエルの札束レンタルサービスの目的とは?
ラファエルさんは同じくYouTubeで活躍しているヒカルさんとコラボして情報を発信していることが最近多いわけですが、その内容はお金にまつわるネタが多いです。
ラファエルさん個人の場合はアダルト系のネタかお金系かどちらかみたいなところありますよね。
ただ、YouTube以外のTwitterやインスタなど一連の発信を拝見しているとあることに気づきました。
それは、昔流行ったネオヒルズ族のそれと似てるなってことです。
僕がここで言っているネオヒルズ族とは
- 『ドンペリ片手にパーリナイ』
- 『美女を両サイドにフェラーリを乗り回す』
- 『高級ホテルの高層階から夜のネオン街を眺める』
という写真をこれでもかと言うくらいにアピールしてきた人たちのことです。
そのネオヒルズ族も同じように札束ドーン!をやっていました▼
(イメージ図)
ネオヒルズ族が当時なんでこんなことをしていたかというと、お金を持ってる自分を演出することで多くの人に
という認識をさせるためです。
人は自分の手に入らないものを持っている人に憧れを持ちます。そのわかりやすい例が『札束』なんですよね。
世の中お金に困っている人はたくさんいるので本物の札束が目に触れれば興味を抱く人は多いのです。
そしてそのような属性の人はお金持ちの発信に影響されやすい一面があるので札束を見せれば影響力がある人間に自分を仕立て上げれるわけです。
倉田
倉田
ネオヒルズ族が流行っていた時代は、その影響力を使って情報商材を販売したりしていました。
でもラファエルさんは単純に自分の価値を高めるための定期的なプロモーションのようです▼
最近インスタのストーリーにハマってるので、インスタフォローお願いします。https://t.co/QK5pQh0H2g pic.twitter.com/lNWfK9aRXs
— ラファエル(時給日本一YouTuber) (@raphaelchannel) 2017年8月15日
本人はこれもエンタメって言っているので、世間が騒げば騒ぐだけ本人にとっては喜ばしいことなのかもしれません▼
あの..昔から言ってるんですが…
ブランディングやから…
ツイッターもインスタも動画も、エンタメなんで、マジレスされるとなんか申し訳ない気持ちで心が苦しいです。
私の全ての言動はエンタメ(ヤラセ)なんで、それを踏まえて楽しむなら楽しんで、興味がないなら、無視で大丈夫ですよ https://t.co/rVaW41aKuK— ラファエル(時給日本一YouTuber) (@raphaelchannel) 2017年8月15日
札束ドーン!のブランディング成功事例かも
僕は先程、ネオヒルズ族が流行った時代は…と書きましたが実は今でもこの手法は使われています。
基本、札束で釣る商売は即効性があるため手っ取り早い集客になるんですが、リスクが大きいのが特徴です。
そのリスクとは札束に集まった人たちは他者依存マインドが強い方が多く、
という安易な考えを持った属性の方々が集まってしまうのです。
では、そのような人達に
とノウハウを販売したとしましょう。
実際それで稼げれば問題ないですけど稼げなかった場合どうなるかというと、
被害者の会みたいなものが出来てしまうんです。
するとその悪評がネット上に広まり最終的に販売者が社会的信用を失くすというオチが待っているわけです。
対してラファエルさんの場合は同じことをしていてもすごく上手くいっているなと感じます。
それはなぜかというと、
既に信用を築けているんです。
よく考えてみて欲しいんですけど、
- どこの馬の骨かもわからないギラギラした人
- 人気YouTuberラファエル
この2人が全く同じ札束ドーン!をしても受け取る側の感じ方が変わってくると思いませんか?
単純に前者が胡散臭い・怪しいのに対して後者はそこまで違和感がないと思うんですよ。
だってラファエルというキャラクターがそういう人間ということを多くのファンが知っているから。
じゃあもしこれが、人気女性YouTuberのねこてんさんが同じ札束ドーン!の動画を配信したらどう思います?
結構ショックを受けるファンは多いのではないでしょうか。
そのショックはいつもの配信では見せないファンにとって悪い方の一面をアピールをしたことにあるはずです。
倉田
つまりイメージからかけ離れたことをしたことで自身のブランディング価値を下げてしまうんです。
だからイメージを守るってのも大事なんですよね。政治家も芸能人もYouTuberもイメージ大事です。
このイメージをブランディングしていくことでファンの属性が絞られ、いろんなビジネスをしかけられるようになります。
ラファエルさんが今まで『お金・アダルト』に関連した動画配信をしてきたことは、
”ラファエルってそういう人じゃん”って認識されるためでもあったわけです。
(当初からそう思ってたかはわかんないですけどね)
そのキャラクターを知っていれば札束ドーン!をしても『ラファエルっぽい』って勝手にファンは思ってくれるんです。
もちろん全員がそう認識しているとは言いませんが合わないと思った人は去っていくだけです。
ですが、これまでのブランディングが出来上がっている分あまり痛くも痒くもないと思いますね。本人もそんなことを言ってますし。
つまりラファエルさんの場合、今回の札束がレンタルだったとしてもそれさえもブランディングとして成り立っちゃうんですよ。
だってそういうキャラなんだから(笑)。
札束よりも憧れる自由の身
ただ僕の意見として言いいたいことがあるんですけど、
今でも札束に憧れる人は一定数いるけど昔より確実に減ったと思うんです。
なぜかというと、
という人の方が多いんじゃないでしょうか?
例えば
- 好きな時間に寝て、好きな時間に起きる
- 満員電車に乗らない
- 好きな場所で働ける
- 趣味に没頭できる
など、
それが出来るのであれば多くのお金は必要ない。そんな風に思っている層が増えているのかなと感じています。
僕は札束よりも今あげたような自由なライフスタイルに憧れをもっていたため自分で小さなビジネスを起こしました。
今では自分らしい生き方でお金を稼ぐことに特化して活動していますが、これは誰にでも実現できる小さなビジネスです。
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