ブログ記事を書いた後に実際その記事がどのようなアクセスを集めているのかを検証することは、今後の記事の精度に関わってくるのでとても大事な作業になります。
僕はその検証にGoogleアナリティクスを使うのがベストだと思っています。
その根拠は、やはりどのアクセス解析ツールよりも高性能で知れる情報量がとても豊富なんですよね。
普通に大企業のWebマーケティング部門の方も使ってますから、それくらいアクセス解析に優れているんです。
恐らく初心者の方にとっては何をみればいいのかわからない状況になるかもしれませんが、みるべきポイントを押さえればすぐに慣れて便利なツールとして利用できます。
今回はGoogleアナリティクスの基本的な見方について紹介していきます。
目次
Googleアナリティクスのここをみよう!
ではサイトを開設してブログ記事更新をするという前提のもと話を進めていきます。
今回お伝えするのは基本的な見方です。
ここからいくらでも応用ができますので、慣れてきたら自分なりにカスタマイズしてみてください。
設定方法についてはこちらをご覧ください▼
ではよくチェックするであろうユーザー概要を見てみましょう。
Googleアナリティクスのホーム画面に行ったら『ユーザー』→『概要』を選択すると以下の画面が表示されます▼
こちらに表示された画面の各項目が基本部分になります。
では、ひとつひとつ解説していきますね。
セッション
セッションとは訪問者数のことを指します。
アクセス数を表す指標のひとつで、サイトに訪れてから離脱するまでの一連の行動をカウントしています。
ページ/セッション
ページ/セッションとは1セッションに対して何ページ見たかを表すものです。
セッションとページ/セッションを図で表すとこういうことです▼
平均セッション時間
1回のセッションでどくらいの時間サイトに滞在しているかを表すものです。
新規セッション率
訪問者に対して新規と既存の割合を表します。以前に一度でも同サイトに訪れた場合は、指定期間にサイトに訪れても新規セッション数としてカウントされずにリピーター数に含まれるようになります。
ページビュー数
どれだけサイト内の記事をクリックされたかを表す数字です。PVと呼ばれるものです。
よくPVをサイトパワーの判断基準にされがちですがそのサイトの運営目的によってPVの価値は変わってきます。
ユーザー
こちらはユニークユーザー(UU)とも呼ばれます。
先程のPVがクリックされた数をカウントするのに対してUUは特定の期間内にサイトを訪れたユーザー(デバイス)の数を表します。
この辺も言葉ではわかりづらいので図にしてみました▼
ちなみにGoogleアナリティクスには『アクティブユーザー』という指標があります。
これはユニークユーザーと定義が一緒です。
参照記事:ユニークユーザー(UU)をGoogleアナリティクスで調べる方法
直帰率
直帰率とは最初に訪れたページから他のページにアクセスすることなく離脱したセッションの割合を表すものです。
ここでいう離脱の定義は
- 別のサイトに行った
- ブラウザを閉じた
- なにもしないまま30分が経過した
- セッション中に日付をまたいだ
になります。
直帰率と離脱率を混同しがちですが、直帰率は最初のページに対して訪問者がどれくらいの割合で離脱のアクションを起こすかどうかを判断する指標になります。
つまり、一回閲覧して離脱した割合が直帰率です。
リアルタイムアクセス
上記はユーザーの概要メニューの見方を説明しました。
ただ、ブログ開設初期段階で最もみるべきデータは『リアルタイムアクセス』だと思います。
レポートの『リアルタイム』→『コンテンツ』からリアルタイムのアクセス推移が確認できます▼
今現在どれだけ自分のサイトに人が訪れているのかを見れるだけでもとてもおもしろいんですよね。
もし緊急性の高い記事を作成した場合、投稿したあとに大きな爆発的アクセスが集まる可能性も十分あります。
なので、必ず記事投稿後はリアルタイムをチェックするようにしましょう。
投稿後以外でも、例えばスポーツの試合について記事を書いたとしたならばその試合前後でアクセスが集中してきます。
それを確認するためにも同時間帯にスマホなどでもいいのでリアルタイムをみる癖を付けておくと記事の当たりハズレがわかるようになってきますね。
記事の爆発についてはこちらで話してます▼
サイト運営も目的次第で見方が変わる
ここまでGoogleアナリティクスの基本的な項目の解説をしましたが、各数値というのは一概に高ければ(低ければ)いいということはありません。
それはどのような目的でサイト運営しているかで重視する点が変わってくるからです。
例えばトレンドブログなどのサイトはどれだけアクセスを集めるかの勝負になってくるので、とにかくアクセス重視のサイト運営をする必要があります。
それに対して専門性の高いサイト運営をする場合は属性を絞って見込み客を作りリピーターになってもらことも重要です。
そうなってくるとアクセスは少ないけど、その分濃いユーザーを集める必要が出てきますよね。
だから、サイトの目的次第で見るべき数値というのは変化するのでそれを踏まえてGoogleアナリティクスを上手く利用していきましょう!

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