インターネット上でブログ記事のタイトルをクリックすると、本文に入る前にリード文と呼ばれる出だしの文章を目にすることあると思います。
倉田
この部分は本文が読まれるか読まれないかの分かれ道にもなっているので、訪れてくれた方にしっかり読んでもらうための要素を組み込ませる必要があります。
今回はブログ実践者向けに記事の出だしの書き方、つまりリード文で失敗しないための4つのポイントについてお伝えいたします。
目次
ブログ記事の出だしの書き方ってどうすればいいの?
まず、ブログ記事の出だしというのは、タイトルを見てクリックしてくれた閲覧者の検索意図と整合性がとれていないとダメです。
例えば
『大学受験中に便利なiPhoneおすすめ時短アプリ5選』
というタイトルの記事があった場合、
クリックしてくれた閲覧者は
- 大学受験をする人
- iPheneユーザー
- 時間を無駄にしたくない
- 受験に役立つアプリを探してる
上記のような人物像が想像できます。
なので、記事の出だしは
大学受験を成功させるためには時間を有効活用する必要があります。
最近だと時間短縮のために塾に行くのではなく、自宅にいながらスマホで講義を視聴して勉強するという受験生も増えてきました。
実は近年、スマホアプリにはそういった時間を有効活用できるものが日々生まれているのはご存知でしょうか?
そこで今回は大学受験中に役立つiPhoneのおすすめ時短アプリを5つ紹介して行きたいと思います。
という書き方をしてみました。
これであればタイトルとの整合性がとれていますよね。
リード文の役割と重要性
ここでポイントとなる出だしのリード文の役割は本文で書かれていることを要約することです。
ということが伝わる文章が入っていれば閲覧者に安心感を与えることができるので、そのまま本文を読み進めてくれます。
つまり、
タイトル(気になる)
↓
リード文でタイトルの詳細を説明。
リード文で本文の要約を説明。
↓
本文スタート
というようなタイトルと本文をつなぐための文章と思ってもらって大丈夫です。
本文というのは、まともに価値提供されているブログ記事であれば1000文字相当の文章が書かれていることが多いです。
その文字数を読むということはそれだけの時間を費やしますよね。
もしこれが自分と関係のない記事だったらそれだけ相手にストレスを与えてしまうことになります。
閲覧者にとって興味がある内容ならばリード文が仮に支離滅裂だったとしても、本文を読み進めてくれるでしょう。
しかし、タイトルをクリックしたけど自分にとって有益な情報なのか定まりきれていない状態の時は、このリード文で読むかどうか判断がされます。
なのでリード文には
という保証を伝えてあげるようにしましょう。
リード文で失敗しないための4つのポイント
ではリード文を書くにあたって失敗しないためのポイントを4つにまとめたので参考にしてみてください。
誰に向けての記事なのか明確にする
ネット上のブログ記事を見ているとここが抜けてる記事はけっこう多いです。
”誰”を明確にすることは、リード文で記事を読むターゲットの幅を狭くすることになります。
すると特定の人物にとって重要な意味を持たせることが出来ます。
たとえば、先程の
『大学受験中に便利なiPhoneおすすめ時短アプリ5選』
を題材にすると、この記事を読むのは大学受験をする人です。
ですが、もっと絞ると
東京大学を受験する北海道在住で学生寮に住んでいる浪人生
というところまで特定することも可能です。
しかし、記事によっては”誰”かを絞らないほうが良い場合もあります。
なぜなら絞りすぎるとそうじゃない受験生にとって興味が薄れるものになってしまうからです。
もしも意図してその狭い層に響かせたいのであれば問題ないのですが、もっと間口を広げたい場合は”誰”という部分を広い範囲で定義してあげると、本文を読んでくれる人も増えるはずです。
どんな内容が書かれているのか説明する
リード文の役割と重要性の部分でも話しましたが、リード文の中で本文にどんなことが書かれているのかを説明する必要があります。
ただし、文章が無駄に長くなるような書き方はせずにコンパクトにまとめるとよりわかりやすいです。
たとえばライブドアニュースの記事はトップページからタイトルをクリックすると、本文に入る前にその記事を要約したリード文のようなものを箇条書きにしてくれています▼
この記事を閲覧する人の多くは紅白の曲順が気になったという理由からくると思われます。
するとその層に向けて記事本文を書いてるわけですが、本文中のもっとも知りたいであろう情報を先出ししていますよね。
この例だと「今年の紅白のトップバッターと大トリって誰なの?」というニーズにいち早く応えるために記事を読ませる(クリックする)前に伝えています。
これも記事を読ませる手間を省き、読み手にストレスを軽減させようと試みた結果このような表示になっています。
記事を読むことで得られるメリットを伝える
閲覧者には、なんとなく検索して訪れた場合と必要な情報を探して訪れた場合があります。
後者の場合はこちらからリード文でメリットを伝えなくても、本文から必要な情報を勝手にインプットしてくれます。
が、前者の場合はこちら側で
倉田
ってことをリード文の段階でわかりやすく伝える必要があります。
『大学受験中に便利なiPhoneおすすめ時短アプリ5選』
のリード文では
- 「時間を有効活用できるアプリ」を知ることができる
- 5つも知れる
という読む側のメリットを伝えました。
リード文が読まれるかどうかは閲覧者側の損得で判断される部分があるので、
というまだその情報の必要性を理解できていない人に対しては、メリットを伝えてあげるのが一番わかりやすいんです。
興味付となるインパクトを仕掛ける
閲覧者は記事を最初から最後まで読んでくれるとは限りません。
なんとなくタイトルをクリックしたけどぱっと見て「あ、なんか違う」と思ってページを閉じられてしまう可能性も十分あります。
それを防ぐためにはリード文にインパクトをもたせるのもひとつです。
たとえば文字の装飾。
先程のリード文▼
大学受験を成功させるためには時間を有効活用する必要があります。
最近だと時間短縮のために塾に行くのではなく、自宅にいながらスマホで講義を視聴して勉強するという受験生も増えてきました。
実は近年、スマホアプリにはそういった時間を有効活用できるものが日々生まれているのはご存知でしょうか?
そこで今回は大学受験中に役立つiPhoneのおすすめ時短アプリを5つ紹介して行きたいと思います。
文字の装飾をしたリード文▼
大学受験を成功させるためには時間を有効活用する必要があります。
最近だと時間短縮のために塾に行くのではなく、自宅にいながらスマホで講義を視聴して勉強するという受験生も増えてきました。
実は近年、スマホアプリにはそういった時間を有効活用できるものが日々生まれているのはご存知でしょうか?
そこで今回は大学受験中に役立つiPhoneのおすすめ時短アプリを5つ紹介して行きたいと思います。
同じ文章でも完全に後者のほうが目につくと思いますよね。
さらに文字装飾以外にも、画像や吹き出しなどの挿入するのも良いですね。
大手メディアサイトの記事よりも、視覚的な興味付が行いやすいのはブログ記事のアドバンテージなので積極的に使っていきましょう。
記事の出だしの書き方がうまくなる方法
リード文自体は今紹介したポイントをおさえればそこまで難しくはありません。
それと、記事の内容によっては省いたりアレンジを加えたりしていくので、絶対この書き方が正しいというものではありません。
ただ、出だしの書き方次第で読まれるかどうかが決まるのは事実としてあるので、この辺は場数を踏んで経験するしか無いと思います。
あと、リード文の書き方が非常にうまくなる方法をひとつ紹介します。
それが、Twitterです。
Twitterで自分のブログ記事や動画、または他人のウェブコンテンツでも構いません。
それを紹介してみましょう。
要は140文字以内でそのリンクをクリックしてもらうための文章を作るんです。
YouTube動画投稿を始めたばかりでカット編集にすごい時間がかかるという方に向けた実践ベースのハウツー動画を作りました。
ソフトはPremiere Proですが、やることは一緒だと思うのでよければご参考に!【時間短縮】動画のカット&トリム編集に時間がかかっている方へhttps://t.co/Coa23CcblZ pic.twitter.com/8E29iOvNlO
— スティーブン倉田 (@stevenkurata) 2018年9月15日
これを実践し続けると少ない文字数でコンテンツの魅力をまとめる能力が身につくようになります。
そして、その能力はブログ記事のリード文でも発揮されるので日頃からTwitterで要約する練習をすると、次第にブログ記事の出だしの書き方もうまくなること間違いありません。
最後に
以上が、ブログ実践されている方向けに記事の出だしの書き方を4つのポイントにまとめて紹介いたしました。
リード文のせいでせっかく書いた記事本文が読まれないなんてことは避けたいですよね^^;
今回お伝えした内容を踏まえて今後のブログ運営に役立ててもらえたらと幸いです!

コメントを残す