ブログの文章をわかりやすくするための記事構成の組み方を3つ紹介

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人の役に立つ情報をブログで提供する場合、作家でも無い限り特別な文章力は必要ないと僕は思っています。

なぜなら閲覧者は面白い記事よりも、知りたかった情報や抱えていた悩みを解決することのほうが優先度が高いからです。

だから重要なのは情報を調べてわかりやすく伝える力なんですね。

今回はブログを書く方を対象に、わかりやすく伝えるための記事構成方法を紹介していきたいと思います!

ブログの文章はわかりやすいことが前提

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ブログとはインターネット上で読まれるテキストメディアになります。

なので、閲覧者はスマホやタブレットまたはPCなどから文章を読むことになりますよね。

ここでもし

閲覧者

数行読んだけどなんか難しいな~

と思われてしまった場合、本などと違って閲覧者はすぐにそのページを閉じるか前のページに戻って、もっとわかりやすい記事を見つけるなどのアクションを起こそうとします。

つまり、ブログを読んでくれている人はいつ離脱してもおかしくない状況で読んでいるということです。

この辺を強く意識するとブログの文章と小説の違いがわかるかと思います。

小説の場合は起承転結という構成あるので、結末を知るまでは読み進めてくれます。

ですが、閲覧者の疑問や問題を解決して価値を提供するブログの場合は結末までが長いとストレスになるので、小説のソレとは構成が変わってくるのです。

ブログ記事の構成はどうすればいいのか?

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疑問ちゃん

じゃあ実際どんな構成にすればブログってわかりやすくなるの?

わかりやすいブログの構成は主に3つあります。

それが

  1. 結果→理由→意見(感想)
  2. 抽象→具体→抽象
  3. 1コンテンツ1メッセージ

この要素を意識して書くだけで文章は十分わかりやすいものになってきます。

結果→理由→意見(感想)

先程小説は起承転結の構成があると言いましたが、ブログの場合【結果→理由→意見(感想)】という構成が一番わかりやすいです。

例えば

子供が喜ぶ誕生日プレゼント3選!

というタイトルのブログ記事があった場合、これをクリックする閲覧者は子供の喜ぶプレゼントを知りたいから読むわけです。

なので、こちら側はまず先に相手側のウォンツを満たすことが重要です。

ここで言うウォンツは、子どもが喜ぶプレゼントですよね。

なので先にその答えを伝えてあげましょう。

すると記事を読んだ閲覧者は

あ、こういうのが今子供のほしがってるものなのか~

という気持ちになり、当初のウォンツは満たされます。

これで目的は達成されたわけですが、ここで終わりではありません。

でも…なんで人気なの?

という感じで、新たなニーズが生まれるわけです。

人は事実に対して理由をもとめる生き物なのでその欲が生まれるのは自然なことなんですが、仮に冒頭で

プレゼントを紹介する前に、子どもがプレセントを欲しがる理由ってなんだとおもいます?

これは承認欲求からくる…(ウンタラカンタラ)…

ということを説明されても閲覧者は困惑してしまいます。

だから結果を先にみせたあとで理由を説明してあげるわけです。

倉田

ここまでは自然な流れですよね

そしてそれらを説明しきったあとに自分の意見や感想を述べることで、そのブログ記事に独自性が生まれます。

疑問ちゃん

独自性ってなんで必要なの?

ブログで独自性を出す理由は差別化するためです。

たとえば、子どもが喜ぶ誕生日プレゼントを紹介した記事って、きっと自分以外にも記事にしている人がたくさんいますよね?

その中で差別化をはかるには自分にしか書けない内容(独自性)を本文で表現するしかありません。というか、大前提としてGoogleがそういった記事作成を推薦しています。

倉田

この独自性が検索順位アップの要素になるんですね

そして、その記事を通して伝えたいメッセージがある場合、最初から自分の意見を打ち出すよりも閲覧者に自分の意見を聞いてもらう状態にするほうが得策です。

どういうことかというと、【結果→理由→】とここまで読み進めてくれた閲覧者は、当初の目的だった”子供が欲しがるプレゼントは何がいいのか?”という疑問が解消され、さらに”なぜそれが喜ばれるのか?”までを知ることが出来ました。

倉田

実は、ここに小さな信頼関係が生まれています。

たった1ページの中で「この記事は信用できる!」と思ってもらえたから、その後に自分の意見を伝えても聞く耳をもってもらえるわけです。

これらの理由からブログ記事を書くなら【結果→理由→意見(感想)】という構成が良いと言えます。

抽象→具体→抽象

抽象と具体を織り交ぜて文章を書くというのは文章構成の基本とされています。

これは小説でもそうなんですが、読者というのは文章を読む時にその書かれている内容を頭の中で描写して読み進めていきます。

なのでその描写がイメージしやすければしやすいほど引き込まれていくわけです。

例えば

【抽象】

今日は会社が休みだったのでいつもより遅めの朝食を摂り、昼からスポーツジムに行って汗を流したあと友達のライブを彼女と一緒に観に行きました。

【具体】

今日は珍しく平日休みだったのでいつもなら7時起床のところを9時に起床してサンドイッチを食べました。
13時から世田谷区にある大型ボルダリングジムに行き夕方まで汗を流しながら遊んで、そのあとは大学時代の友達から「ライブみにきてよ!」と誘いがあったので、最近できた彼女と下北沢のSHELTERまで観に行きました。

というように抽象的表現でも文章を読むことは出来ますが、これを具体的に表現することでより状況をイメージしやすくさせることが出来ます。

このように抽象と具体を織り交ぜることで文章が格段に読みやすくなるんですね。

では、もう一つ例を出します。

抽象

マジで映画「シン・ゴジラ」観たほうがいいよ!

具体

エヴァンゲリオンの庵野さんが総監督した作品で、今までのゴジラシリーズとは違って特撮に興味ない人でも楽しめる人間模様が繰り広げられてるのよ!

抽象

だから「シン・ゴジラ」観たほうがいいよ!

こちらも抽象→具体→抽象を織り交ぜているのですが、【抽象(感想)→具体(理由)→抽象(結果)】の構図が出来ています。

話の流れも文章の流れも、このような構成を組めば相手の心を動かす伝え方に近づくんですね。

1コンテンツ1メッセージ

ブログ1記事に対して伝えられるメッセージは1つだけです。

読み手側にゴールを複数作ると、結局何を言いたかったのかがわからないという記事になってしまいます。

例えば「海外で働こう!」というメッセージを伝えたい場合、記事中では海外で働くことの素晴らしさやメリットなどを伝える文章をかくと思います。

しかし、海外で働くメリットは人によって様々ですよね?

語学が学べたり、向こうでしか出来ない仕事があったり、永住するのか短期で働くのか?など、人によって伝えるべき内容も変わってくると思います。

そうするとあれもこれも伝える必要が出てきてしまうため発信にブレが生じてしまうんですよね。

だから読んでる方に

閲覧者

で、結局なにが言いたかったの?

と思われてしまいます。

そうならないためにも1コンテンツ1メッセージを意識すると、相手にわかりやすく伝わりやすい文章の構成が作れるようになるでしょう。

最後に

以上が、ブログの文章をわかりやすくするための記事構成の仕方でした。

倉田

僕自身も自戒の意味を込めて今回の記事を書かせてもらってます汗

わかりやすい文章を書くことに時間と労力を使うことは非常に大切なことなので、数をこなしてスキルアップしていきましょう!

       

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