最近メルマガの読者さんから頂く質問の中で、
悩みマン
という内容のものが増えてきました。
実際どらもはじめたほうがいいのですが、収益を得るという目的がある場合は概ねブログを勧めています。
なぜなら、何も持ち合わせていない0の状態から限りなく少ないリスクでチャレンジできるのがブログだからです。
倉田
しかしブログ収益とYouTubeの収益のどちらも得ている僕の立場からすると、今現在の知識や経験、職業や発信力などの総合的なスキルによってはYouTubeの方が向いている人も存在します。
今回はこの記事を読んでいるあなたが、これから収益を得ようとした場合
- ブログがいいのか?
- YouTubeがいいのか?
- それとも他の何かがいいのか?
などについて、それぞれに必要なスキルや収益を得るまでの方法などをまとめて、ビギナー向けにお伝えしていきたいと思います。
目次
ブログとYouTubeどっちが稼げるか?初心者向けに特徴を紹介
を動画で視聴
ブログとYouTubeどっちが稼げるの?
今回の目的は「収益を得ること」を前提に話していきます。
するとここで考えなければいけないのは”どのような方法で収益を得るか?”です。
一番わかりやすいのが広告収益ですね。
広告収益を得る場合、ブログとYouTubeでは収益化までの手順が変わってきます。
ブログ収益化の手順
ブログで広告収益を得る場合は、Google AdSense(グーグルアドセンス)というプログラムに申し込む必要があります。
【Google AdSenseとは】
自分(自社)のWebサイトに広告を掲載することで収益を得ることができる、Googleが提供するサイト運営者向けの広告配信サービスです。
Googleへ審査を出した後、無事に通過すればめでたくサイトに広告を掲載できるようになります。
AdSense審査は、超初心者だとしても記事数10本ほど投稿すれば1週間ちょっとで通過するので、そこまで難しくはないかと思います。
倉田
YouTube収益化の手順
対してYouTubeの場合はブログと比べて時代とともに大きく仕様が変わります。
現在は
- チャンネル登録者1,000人以上
- 過去12ヶ月間のチャンネル総再生数4,000時間
の条件をクリアしてはじめてYouTubeパートナープログラムに参加することができます。
【YouTubeパートナープログラムとは】
クリエイターがさらに多くのYouTubeリソースや機能にアクセスできるようにするためのもの。
参加すると
- クリエイター サポート チームを利用できる
- コピーライト マッチ ツールを利用できる
- 収益化機能を利用できる
などのメリットがあります。
しかしチャンネル登録1,000人というのはやってみるとわかりますが、そう簡単にクリアできる数字ではありません。
駆け出しYouTuber
Twitterなどでリサーチしていると、みなさん結構苦労しています。そして1,000人行くまでにドロップアウトしてしまう方も実際問題多いです。
広告収益を得るならブログの方がいい?
悩みマン
ただ、これは相対的に早く収入につながるということなので、収益発生を後回しにできる時間と経済的余裕がある方はYouTubeをやってもいいでしょう。
すぐやるマン
突然の木村さん
実はAdSense申請はすぐに出せるわけでありません。まずやらなきゃいけないことがあります。
それが
- サーバーレンタルとドメインの取得
- WordPress(ブログ作成ソフト)の立ち上げ
の作業です。
参照記事:WordPressでサイトを立ち上げる際のサーバーとドメインについて
この一連の作業を完了させたあとでようやくAdSenseの審査に出せるのですが、「サーバー」「ドメイン」「WordPress」と未知の専門用語もたくさん出てくるので、審査に出すまでは頭が混乱するかもしれません。
倉田
さらにAdSense審査も落ちる人は落ちます。つまり、ブログだからといって決してラクに収益化できるわけではありません。
倉田
では両方収益化がスタートした場合、どちらのほうが稼ぎやすいと言えるのでしょうか?
ここからは、それぞれに必要なスキルが存在します。
ブログで広告収入を得るためのスキル
まずブログで広告収入を得るためのスキルなんですが、特に無いです。
ツッコム君
でも本当にこれと言ったスキル無しで、まとまった収益を得られるのがブログの魅力だと思います。
強いて言うなら『調べること』ができればOKですね。
だからインターネットで調べものができれば問題ないし、この記事にたどり着いている段階で十分なスキルを持っていると言えるでしょう。
疑問ちゃん
それはAdSense広告を主軸としたブログの場合、多くの人が知らないことや気になっていること、または疑問や悩みの解決策をこっちで調べて記事にしてあげることで大量のアクセスを集めていくからです。
あとは需要があるネタを見つけられるかがカギになってきますが、そのあたりは正しいやり方で場数をこなしていけば論理的に「これ行ける!」と理解できるようりなります。
基本的にブログは再現性の高いマネタイズ法が存在しているので、自己流でやらずルートに沿った努力を継続すると成果はでやすいですね。
一つ僕の実例を出しましょう。
元号が変わって「令和」になった時期って日本のニュースは令和一色になっていましたよね。
なのでみんなが気になるであろうことを記事にした結果、以下のような広告収益が発生しました▼
『調べること』を鍛えるだけで、これくらいの収益は到達できます。
すぐやるマン
なので「凡人だけど一刻も早く収入を得たい!」という方はブログを始めるのが効率はいいのかなと感じます。
一応ブログのメリット・デメリットをまとめたので以下を参考にしてみてください。
- スキマ時間で作業ができる
- 副業との相性がいい
- 再現性の高い方法が存在する
- 記事を公開してからも内容を修正できる
- 作業場所を選ばない
- 文章力が身につく
- SEOを学べる
- サーバー・ドメイン代などの初期費用がかかる
- WordPressの初期設定が難しい
- 独学だと挫折しやすい
すぐやるマン
YouTubeで広告収入を得るためのスキル
次にYouTubeの場合は、ブログ同様にスキル0からでもはじめることが可能ですが、見切り発車でいくと全く数字が伸びないで終わることが往々にしてあるので注意が必要です。
まず考えてほしいのは、YouTubeで広告収入を得るためには登録者、つまりファンを1,000人集めなければならないということです。ここがブログと大きく異る部分ですね。
チャンネル登録者数を増やすには、登録されるだけの価値を生み出す必要があるわけです。
悩みマン
たとえばですが、
「◯◯やってみた」のようなエンタメ系YouTuberとして動画配信をしても、実際ライバルがものすごく多いので収益化の条件をクリアするまでに時間かかるだろうし、収益化がスタートしてもそこまで大きく稼げるようになるには長い道のりが待っているしょう。
しかし、中には無名ながらエンタメ系でドカンと売れていく方もいます。
そういう方は先天的に下記のいずれかの価値を持ち合わせています。
- 容姿端麗
- 話がうまい/おもしろい
この2つは価値でありスキルでもあります。
人は見た目が9割という話はよく聞きますがリアルな話、容姿端麗であればつかみはOKみたいなところあります。
たとえば地上波のテレビ番組には男性アイドル・女性アイドルが頻繁に出演していますよね。あの理由は、「かっこいい人」「かわいい人」を露出させると視聴率という数字が取れるからです。
悩みマン
これはYouTubeでも視聴者の心理は一緒です。画面上に映し出されている人の見た目が良ければとりあえず視聴してくれるし、それだけでファンになってくれる方もたくさんいます。
なのでもし、ルックスに自信がある場合は一度顔出し配信をしてみるのをオススメします。
参考までに、僕がマネジメントしている女性アイドルのYouTubeチャンネルの例をみてみましょう。
こちらはチャンネル登録者数の推移です▼
配信している動画の内容は、本人が気になったことをなんとなく配信するというものです。月に15~20本の配信数で開設から約半年で1,000人を超えました。
倉田
駆け出しYouTuber
倉田
YouTubeのような動画媒体ではトークスキルも活きてきます。
このスキルは、日常生活で話がおもしろい人も活躍できるチャンスはありますがそれよりも、画面の向こう側で視聴しているユーザーにおもしろいと思ってもらえるトークができることのほうが大事ですね。
倉田
もちろんあるに越したことはありません。
まあトーク力は努力次第で身につくものなので、地道に頑張りましょう(笑)
駆け出しYouTuber
試しにいろんなYouTubeチャンネルの、現在と過去の動画を比較してみるとすごい成長が伺えますよ(^^)
そうなるためには動画の本数を増やして場数を踏まなければならないので、話すのがそこまで苦手じゃなければガンガン投稿していっていろいろ経験を積むのがよいでしょう。
悩みマン
YouTubeをやってみようと思っている人の中には、顔出しやおもしろおかしく話すことが無理という人もいます。
けど、別に顔出しアリナシや話がおもしろさに関わらず視聴者に価値を感じてもらうことは可能です。
ここで特化型チャンネルというあなた自身のスキルを活かせる方法が存在します。
特化型発信であればYouTubeがおすすめ
一刻も早く収入を得たいのであればブログ広告収入がオススメかなと僕は思いますが、時間をかけてなにかに特化した情報を発信するチャンネルにすれば、登録者数と再生回数が安定して伸びていきます。
これを特化型チャンネルというのですが、何かの専門的な知識や技術を持っていたり、あまり人が体験したことのない経験があるとか、自分にしかできないわかりやすい能力がある場合、それをコンテンツにして発信していきます。
倉田
特化型をブログで書いても全然問題ないんですが、動画媒体のほうが伝わりやすいこともあるため、特定のジャンルに関してはYouTubeでコツコツ動画投稿していく方がファンがつきやすく、広告収入以外でのマネタイズもしやすくなります。
疑問ちゃん
こちらをピックアップしてみました▼
- 各種スポーツ解説
- ボディメイク
- ヘアメイク
- 楽器演奏テク
- 料理
- 英会話
など。
これらは文字や写真よりも動きのある情報でまとめたほうが、相手にとって親切ですよね。
また、たとえば「とろとろオムライスの作り方」というタイトルの動画を視聴するユーザーは、普段料理することがあるかもしれません。
すると、他の料理動画もチャンネル内でいくつか配信していれば、その人にとって役立つチャンネルになる可能性が高いので、チャンネル登録もされやすいわけです。
駆け出しYouTuber
ただその分ライバルが年々増えているので、差別化が難しいっていうのもあります。
なので今紹介したジャンルでチャンネル開設をするなら、同じジャンルでもまだ手をつけていないカテゴリを、さらに細かくリサーチして発信して行くのが望ましいですね。
YouTubeだと企業案件が来やすい
さらに特化型YouTubeのメリットは広告収入だけではなく、企業案件が来やすいという面もあります。
案件依頼のパターンは、個人の場合直接連絡が来ることがほとんどでしょう。
ブログでも企業案件はありますが、YouTubeの方が圧倒的に多いです。
よく有名YouTuberの方が、それぞれの持ち味を活かして商品をプロモーションしている動画を視聴した経験ありませんか?
駆け出しYouTuber
なぜYouTuberにあれだけ企業案件が来ているかというと、数字(影響力)を持っていることもそうですがそれよりも動画の場合、文字と比べて訴求力が高いからなんですね。
もちろん文字には文字の良さがあります。しかし地上波の通販番組などをみてもわかるように、相手の表情や声のボリューム、仕草などがあるとそれだけ感情が届きやすいです。
感情が届きやすいということは、なんらかのアクションを起こしてもらいやすくするので、YouTuberに企業案件が殺到するわけです。
しかし近年は数字を持っているYouTuberよりも、商品を買ってくれそうな顧客がいるYouTubeチャンネルで宣伝してもらうほうが、売れる事例も発生してきました。
僕はYouTuberの裏に入ってチャンネルマネジメントをする機会が多いのですが、ガチガチにコンセプトを固めた特化型のYouTubeチャンネルを開設したら、2本目の動画を公開した数日後に企業からオファーをいただけました▼
倉田
なので自社商品とそのチャンネルから配信されている動画内容または視聴者の属性が合致している場合に、依頼が来るという状況なんです。
ブログもYouTubeも両方やったほうがいい
ここまでブログで稼ぐこととYouTubeで稼ぐことの特徴をそれぞれ解説してきましたが、個人的には両方やってみるのが一番いいと思います。
ただこの記事を読まれている方は収益化が目的だと思うので、それであればブログが参入しやすいでしょう。
どうしても今すぐYouTubeをやりたいのであれば止めませんが、やるにしてもブログで毎月安定的に収入が得られるようになってからでも遅くは無いんじゃないかと思います。
実際僕も月数十万円のブログ収入が得られるようになってから、YouTubeの広告収益に挑んだり、YouTuberのコンサルティングなどをして収入の幅を広げてきました。
それにマネタイズ方法は今回紹介した広告収益や企業案件だけではありません。
ブログやYouTubeで集客したあとに
- 有料記事を販売できる「note (ノート)」を利用したり
- ネット上にショップが持てるサービス「BASE (ベイス)」を利用して商品を販売してみたり
- ASPを利用してブログ及びYouTubeでアフィリエイトしてみたり
もできます。
このように、稼ぎ方は考えればそれなりに出てきます。
ですが、あれもこれもあると正直迷いますよね(汗)。
だったら最初はどちらかに決めて1円稼ぐことを目標に突き進んでみるほうが、シンプルに頑張りやすいかなと思います。
大事なのはブログかYouTubeかではなく、自分で収入が得られるようになることです。
そのための方法は上記でお伝えしたとおりです。
限りある時間を迷うために使うのではなく、収益につがなるための作業に使っていきたいですね!
ぜひチャレンジしてみてください!


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