Webコンテンツで文字を扱うなら改行がとにかく重要です。
なぜなら、改行ゼロの文章または無意味に改行の多い文章はものすごく読みづらいからです。
例えばこちらをみるとわかりやすいです▼
改行苦手マン
ですが、ブログを書き始めたばかりの初心者の方は最初この文章の改行に苦戦することが多いです。
なのでこの記事では、日々ブログマネタイズに挑戦されている方を対象に記事の添削をしていてる僕が、読みやすい最適な改行の仕方を解説していきたいと思います!
目次
ブログ文章に最適な改行とは?
ブログ初心者の方が記事を書くと最初改行がほとんどないor無駄に多いのどちらかに偏ります。
改行がほとんど無いのは冒頭の画像のような感じで、無駄に多いというのは▼
こんにちは。
みなさんいかがおすごしですか?
私は最近テニスにハマっています!
実は、、、、、
このような文章です。
倉田
なのでその中間が最適なのですが、具体的にどのような改行をするのがベストなのかというと、
それはズバリ
- 改行
- 改段落
- 2改行
を使い分けることです。
改行苦手マン
読みやすい3つの改行の仕方
まず改行といっても実は通常の「改行」と段落をつけた「改段落」の2種類あります。
それはWordPressやOffice Wordで言うところの「Shift + Enter」と「Enter」のことですね。
どいうことかというと、こちらを御覧ください▼
本来の改行は①のように「Shift + Enter」の改行(以下、Shift改行)のことを指します。
なので過去の僕を含め多くの人が改行だと思っている「Enter」の改行は「改段落」と呼ばれるものなんです。
改行苦手マン
倉田
それでこの2つの改行を使い分けるんですが、ブログ記事であればShift改行はそこまで積極的に使わずとも、Enter改行だけで読みやすい文章を作ることが可能です。
Enter改行(改段落)を使うとき
ではEnter改行をどういうときに使うと文章が読みやすくなるかですがこれは
原則「。」で改行します。
たとえばこちら▼
「。」でEnter改行をすると文章がリズムよく読めるようになります。
PC画面だとあまり気にならない方もいるのですが、これがスマートフォン表示にした場合かなり文字が詰まって表示されるので、原則「。」でEnter改行はしていきましょう。
Shift改行(普通の改行)を使うとき
今度は、Shift改行を使うときについて説明します。
基本ブログの場合は文字装飾を活用できるので、Enter改行しか使わなくても読者にとって読みやすい文章が書けます。
ただShift改行の考え方は、ランディングページやメールマガジン、noteやYouTubeの概要欄などで文章執筆に際に役立つので、知識として入れておくといいですね。
それで、具体的にShift改行を使う最適なタイミングですが、それは
決めの文章の直前です。
僕はTwitterでよくこのShift改行の思考を使っているのですが、こちらのツイートを見てもらえるとわかります▼
stayhomeがもたらしたいい変化は、今までなんとなく生きてきた人が
「これからどうやって生きていこう」と考え始めたことだと思ってます実際メルマガにも在宅でできる仕事の相談が増えてきました
でも「HOW」だけ求めても、結局やり切らないと何の意味もないのでやると決めたらやろうぜ!#ブログ
— スティーブン倉田 (@stevenkurata) May 4, 2020
倉田
このツイートの文章は
「これからどうやって生きていこう」
が決めのフレーズなのでそこが右端で折り返されたりするのは避けたいんですよね。
こんな感じ▼
今までなんとなく生きてきた人が「これからどうやっ
て生きていこう」と考え始めたことだと思ってます。
倉田
そして「。」で終わっていないところにEnter改行(改段落)を使うのも間隔が開きすぎて不自然なので、こういうときにShift改行の思考が活きてきます。
とにかく1文の中で中途半端に右端で折り返したくないフレーズがある場合は、Shift改行するといいですね。
2改行を使うとき
最後に2改行について説明します。
2改行とは・・・
「こういうことです!!!!」
以上。
改行苦手マン
倉田
いまEnter改行を2回押して(Enter改行1回目)
(Enter改行2回目)
「こういうことです!!!!」
と文章をはさみました。
倉田
ではどういうときのこの手法を使うのかと言うと、
強く強調したいフレーズを持ってくるとき
です。
先程のShift改行は1文中にある決めの文章の直前で使うとお伝えしましたが、その「決め」をさらに強調したいときはEnter改行を2回押して間を作ります。
そうすることで、次に出てくる言葉に強いメッセージ性が生まれるんです。
だからブログ記事で一番伝えたいことを言うときは2改行開けて言うと非常に伝わりやすいですね。
これはブログでもブログ以外のWebメディアでもかなり使えるテクニックなので、ぜひ使ってみて下さい!
徹底的に閲覧者を意識して文章を書く
ブログ初心者の方でよく「文章力がありません」というご相談をうけることがあります。
改行苦手マン
ですが文章力なんてものは最初から持ち合わせている人のほうが珍しいです。
なのでブログというテキストメディアでアウトプットしながら身につけていくのが理想ですね。
そのためにやることはいろいろありますが、僕個人としては改行が上手く出来るようになれば文章力はグーンとあがるなと感じています。
改行苦手マン
なぜならここまでお伝えした3つの改行の仕方を心得ている場合、それはつまり文章に緩急がつけられるということだからです。
緩急がつけられるようになると、さらに踏み入った語彙力を鍛え上げるフェーズに突入することが可能です。
語彙力が鍛えられると読み手に刺さる文章ライティングが書けるようになるので、商品をセールスしたりお申込みフォームに登録してもらうなど、こちらのお願いも通りやすくなるんですよね。
倉田
それと僕はこれまでに多くの方のブログ文章を添削してきましが、
- 改行が下手だけどおもしろい文章
- つまらない文章だけど改行が上手い文章
どちらが読みやすいかと言ったら、後者なんですよ。
その理由は、初見で文章を目にしたときに面白いと思う前に読みやすいという印象が先にくるからです。
ブログって正直よほどの興味関心がある情報じゃないかぎり、文字をしっかり読まれることって少ないです。
倉田
例えば同じことが書いてある記事でも、文字のぎっしり詰まった新聞で読むのと表現の自由度が高いブログで読むのとでは、心理的ハードルが変わって来ますよね。
改行を意識しなければいけない理由はその感覚に近いです。
つまりブログ記事は内容云々よりも、まずは閲覧者にとっての読みやすい記事が重宝されるということなんです。
初心者の方ほど最初は読みやすさを重視して記事作成をすると、自ずと改行の大切さがわかってくるはずですよ。
最後に
改行の重要性をこの記事ではお伝えしましたが、あまり難しく考えずに
- Shift改行(普通の改行)
- Enter改行(改段落)
- Enter改行2回(2改行)
の3つを駆使するだけで圧倒的にブログ文章が読みやすくなるのでぜひトライしてみてください!


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