この記事では、YouTube広告収益が1年間で250万円超を達成した過程を紹介していきます。
収益化までの話は別途記事で詳しくお伝えしているので(下記参照)、今回は1年間でどのようなYouTube運営をして成果を維持し続けたのかにフォーカスしました。
動画は毎日投稿、ジャンルは特定の人物・アーティストに特化した情報チャンネルで、年間収益250万円達成時点で登録者1.6万人。
現在は毎動画安定的に1.3万回再生くらいを確保出来ている状況です。
倉田
これから話すことは1年間のYouTubeのアクセスや収益の推移、成果を出すために効果のあった攻め方や、実際に意識してきたことです。
ご興味ある方は一読してみてくださいね。
※収益化までの取り組みはこちらを参照ください↓
目次
1年間のYouTube運営で広告収益250万円達成
YouTubeチャンネルの収益化達成をしたのが2020年10月のことです。
そして2021年1月~12月のアドセンスより支払われた収益データがこちら↓
支払総額で2,670,229円のうち今回のチャンネルから発生した広告収益の総額は
2,617,453円です。
ちなみにこの1年の再生回数と登録者数の推移は以下の通り↓
【再生回数推移/日別】
【登録者数推移/月別】
登録者に関しては爆発的に伸びてはいませんが再生回数は上半期に大きな波を3回ほど経て、下半期からは安定的にチャンネル総再生回数2万~3万回再生を維持しています。
YouTubeチャンネルのジャンルと基本情報
僕の今回のチャンネル情報をまとめると
- 音楽アーティスト情報を投稿するチャンネル
- 顔出しをしない音声動画
- 毎日1本投稿/動画尺は10分くらい
です。
ジャンルは特定の音楽アーティストに絞って、そのファンに向けた情報を毎日同じ時間に動画投稿しています。
チャンネル開設当初は複数のアーティスト情報を扱っていましたが一組に絞った結果、再生回数と登録者数が伸び始めました。
倉田
編集作業に関しては音声動画なので、サムネ画像を作ったらあとは喋った素材をカット&トリム編集後に書き出して完了です。映像編集に比べたら圧倒的に工数が少なくて済むのが大きなメリットですね。
以下に細かいアナリティクスデータと僕の作業量について解説していきますが、テコの原理を利用した非常に利益率の高い安定的な取り組みとなっています。
さらに1年もやっているとその界隈では名前も認知され始めるので、広告収益以外でのマネタイズも検討しやすいでしょう。
1年間のYouTube収益推移
年間250万円の収益推移について細かく解説していきます。
以下の画像は視聴回数と支払額をグラフ化したものです↓
※支払額はアドセンス支払総額を2ヶ月単位で表記しています。
こちら紫色の折れ線グラフをみるとわかりますが、2月~6月にかけて停滞はあるものの全体的に右肩上がりの傾向にあります。
その理由は主に
- 動画を毎回視聴してくれるファンが増えてきた
- 広告単価が徐々に上がってきた
の2つのことが大きいですね。
動画を毎回視聴してくれるファンが増えてきた
YouTubeでアドセンスの広告収益を得る場合、再生回数が重要になります。
たとえ登録者数が何十万人いたとしても再生回数が少なければその分収益は減るので、とにかく“視聴してもらうための戦略”を要するのですがこの思考だけでYouTubeをやっていると、徐々に動画の内容が過激になりがちです。
YouTube野郎
これらはYouTubeを定期的にチェックしている人であれば察しがつくでしょう。
そのようなやり方では息の長いYouTube運営が厳しいので、当初から情報に興味を持ってもらいつつ自分も気になってもらえるような発信を心がけていました。
倉田
しかし、ただの無名の素人が動画を一本投稿したところでファンはつきません。
だからまずは発信する情報に一貫性を持たせて「◯◯のことをYouTubeで発信しているXXさん」というポジション取りをするわけです。
するとアナリティクスの視聴者データに偏りが生まれます。
YouTube野郎
僕のチャンネルでは当初から女性視聴者をターゲットにしていたので上記のデータは想定内でしたが、40代~50代の年齢層に刺さったのは動画を投稿しはじめてからの気づきです。
このような思わぬ視聴者傾向が見えてくるのはYouTubeの面白いところですね。
なので僕はその年齢層にハマるような内容にシフトチェンジをしていきました。
具体的には40代~50代世代に価値を感じてもらえるように1990年代の話を時折混ぜたり、ネットよりもTVから得た情報を話してみたり。
倉田
そんな取り組みを続けら7月あたりから視聴回数が安定してきて、年の瀬にはYouTubeで下記のようなコメントを多くの方にいただけるまで信頼関係を構築しました↓
このようにしてYouTube上で「◯◯のことをYouTubeで発信しているXXさん」のポジョションを獲得して、毎日音声動画をコツコツ投稿していけば確実にファンはつきます。
おかげで動画によって数字の振り幅が大きく変わることのない安定したYouTube運営が出来ました。
広告単価が徐々に上がってきた
年間250万の収益に至ったのはファンによる再生数の確保ができたことだけではありません。
広告の単価上昇も大きいです。
そもそもYouTubeの広告収益は再生回数に応じて支払額が増える仕組みですが、1再生の単価は動画によって変わります。
なのでその動画広告から成約に繋がる事案が多く発生すれば、広告単価は高くなりクリエイターに支払われる収益も増加していきます。
倉田
それで僕のチャンネルの場合、特定のアーティストに関連する情報だけを発信しているので出す動画にブレがありません。
これが何を意味するのかというと、動画の視聴者属性がわかりやすいと広告主は広告を出しやすいってことです。
たとえば、ゴルフメーカーが新しいゴルフクラブの商品を開発してそれを売り込むためのCMを作ったとしましょう。
このCMをYouTube動画に流すとしたら、絶対にゴルフに特化した情報発信しているYouTubeチャンネルの広告枠で流したほうがいいですよね。
専門性のないYouTubeチャンネルでたまたま公開したゴルフ動画よりも、すでに発信者と視聴者の間で「ゴルフが好き」という信頼関係が構築されている場所で宣伝するほうが圧倒的に成約率は高まるでしょう。
なので視聴者属性がわかりやすい動画を発信しているチャンネルには、多少高いお金を出してでも広告枠を買いたい広告主が現れるわけです。
僕の場合は、それが冒頭のグラフで紹介した11月~12月の期間で数字に現れました。
上半期は視聴回数に対して収益が低いのに対して、下半期あたりから年末にかけて立場が逆転しています。
倉田
この時期何が起きていたかと言うと、11月あたりから音源リリースのプロモーションが行われていて、なんと僕のYouTube動画広告にそのアーティストのMVが流れるようになったんです。
もちろん僕の視聴者はそのアーティストのファンなので完全に見込み客となり費用対効果も非常によいですね。
このように視聴者属性がわかりやすいと、ターゲットに適した広告が流れやすいのでお互いに利害関係が一致していると言えるでしょう。
倉田
さらに僕はこのチャンネルを立ち上げたときに、なるべく作業時間をかけずに価値提供していくと決めていたので、1月と12月で特に作業時間が増えたこともありません。
つまり少ない作業時間で投稿した音声だけの動画だとしても、毎回視聴してくれるファンが増えていけば単価次第で大きく収益が跳ねる。
そのような収益モデルが確立されたわけです。
それは同時に単価に左右されることを意味しますが、だとしても1再生0.2~0.4円ぐらいの振り幅なので言うほど不安定でもないでしょう。
YouTubeで動画再生回数とチャンネル登録者数を増やす方法
YouTubeで広告収益を目的とした場合、再生回数が利益に直結するので登録者はそこまで伸ばす必要はありません。
しかし登録者数が多ければその実績が視聴者にとって信用となり、サムネをクリックする行動に繋がるので再生回数とともに増やしていくのが望ましいです。
倉田
では、再生回数と登録者数を増やしていくために一体なにをすればいいのか?
実はこれってチャンネル開設した段階でほぼほぼ勝負は決まってきます。
どういうことかというと、YouTubeはいかにして「◯◯のことをYouTubeで発信しているXXさん」になれるかが大きなポイントだと先程話しましたが、すでに同じポジョションで動画投稿をしている人がたくさんいた場合、もうその発信に興味を持つ視聴者は極めて低いんですよね。
たとえば音声動画でいうと本の内容を要約したYouTube動画をご存知でしょうか。
主にビジネス書の内容を10分~20分でまとめて音声解説してくれる人気コンテンツで、有名どころで言うとサラリーマンYouTuberのサラタメさんがそうですね。
倉田
似たような発信をしている方もすでにYouTube上にいらっしゃって、どのチャンネルも知識として役立つものになっています。
ですが、今からこのジャンルで勝負しようと思ってYouTubeチャンネル開設しても少し厳しくないですか?
もちろん書籍の数だけ話せるネタが増えるので新たなキャラを確立できればチャンスはあるかもしれません。
ただもうすでにYouTube上でポジョションが埋まっているところで勝負するのは、ハードモードになる未来しか想像できません。
YouTube野郎
なので開設段階で需要が見込めてライバルがゼロ(ほぼゼロ)のジャンルを徹底的にリサーチすることが、再生回数と登録者数を増やすもっとも効果のある方法なんす。
僕もこのチャンネルがヒットするまでに50本ほど鳴かず飛ばずのYouTubeチャンネルを開設しました。
けれどどれもターゲット設定やジャンルの絞り込みが甘かったと自負しています。
もし今YouTubeチャンネルを運営しているけど伸び悩んでいるのであれば「◯◯のことをYouTubeで発信しているXXさん」で一番になれるのかどうかを俯瞰してみましょう。
そこに埋もれるようなら新しい需要を見つけてゼロから作り上げるほうが早いかもしれません。
倉田
YouTube広告収益が年間250万円達成のために意識したこと
ここからは僕が1年間YouTube運営をして、250万円の利益を出すまでに意識したことを9項目にまとめてみました。
- 視聴者が知りたいこと9割:自分の話1割
- ファンが不快に思う情報はスルー
- コンセプトからブレない発信をする
- 毎日アナリティクスをチェックする
- 毎日メインキーワードをYouTubeで検索する
- 情報の鮮度を大切にする
- 作業手順をテンプレ化しておく
- たまに映像の動画を出す
- 視聴者とコミュニケーションを取る
詳しく説明していきます。
視聴者が知りたいこと9割:自分の話1割
自分がやりたいこと面白いと思うことを、動画を通じて発信していくことがYouTubeの醍醐味です。
しかしそれで収益を得ようと思うなら、ベクトルは自分ではなく視聴者に向けてコンテンツを作成していかなければ成果は出ません。
僕も過去に「絶対これ面白い!」と意気込んで作った数十本のコント動画の再生回数がすべて一桁だったときに現実を知りました。
YouTube野郎
なので視聴者が知りたい(みたい)ことを最優先して動画投稿をしていったんです。
すると「顔もわからない謎のYouTuberだけど、私にとって有益な情報を発信しているからチャンネル登録してみよ!」という視聴者の認知を得られるようになりました。
倉田
とはいえ最終的には自分のファンを増やすことも視野に入れているので自分の話もたま~にします。
話の中に自分のエピソードを用いたりして唯一無二のキャラクターを徐々に構築していく感じですね。
そんなことを続けているとチャンネル登録者数が1万達成したあたりから、自分に対して興味を示すコメントが送られてくるようになります。
この段階で自分がやりたいこ、面白いと思うことを発信すると、多くの人が興味関心をもって視聴してくれます。
ここでようやくYouTubeの醍醐味を味わえるでしょう。
ファンが不快に思う情報はスルー
人物情報を扱っていると日々さまざまなニュースが飛び交います。
当初はとにかく話題になっていることすべてをYouTubeのネタとして扱っていましたが、やってみてわかったのは“負”の情報にアクセスが集まりやすいということです。
たとえばテレビ出演時に放った一言が炎上したり、一部のファンのTwitterでのやりとりが大きな誤解を招いたり。
それらを大手メディアがニュースとして取り上げるとまたたく間にアクセスが集中し、YouTubeでその話題を取り上げるとさらに盛り上がってしまう。
このようなことが往々にして起きています。
YouTube野郎
そもそも人は心理的に嬉しいしらせよりも悪い知らせのほうが強い興味を示します。マスコミがニュースで不安を煽ったり異常な注意喚起をするのはそのせいですね。
だからアクセスを集めるだけなら負の感情にフォーカスしたYouTube発信をしていくといいんですが、正直それをしてしまうと視聴者の質がとても悪くなります。
たとえば、アーティストの揚げ足ばかり取る発信をし続けると視聴者も発信者に対して揚げ足を取るようになるし、批判的な発信ばかりしていると批判的なコメントをもらうようになる。
事実、サムネイルに「炎上」「非難殺到」といったワードを使って逆張りするような見せ方をしているYouTuberもいますが、僕の知る限りそれで上手く行った人は1人~2人くらいしかいません。
これをやると双方にとって健全な信頼関係が築きにくくなるんですよね。
なので扱っているジャンルの人物が世間を賑わすようなことがあったとしても、そこは我慢して静観するスキルを身につけるのが吉だということです。
コンセプトからブレない発信をする
YouTube運営をしていると発信に一貫性を持たせるためのコンセプトが必要だと気づきます。
なぜならコンセプトを掲げるとファンがつきやすくなるからです。
たとえば、新世代YouTuberのコムドットをご存知でしょうか。
YouTube野郎
彼らは地元の同級生5人組で結成された若者から超絶な人気を誇るグループYouTuberです。
見た目のオラオラ感から発言や行動が炎上しがちなので、マスコミの標的になりヤフーニュースで見かけることもよくあると思います。
そんな彼らは、俗に言うエンタメジャンルのYouTuberで10代~20代にウケる動画を投稿しているのが特徴なんですが、ただ無計画に面白い動画を投稿しているのではなく「地元ノリを全国に」というスローガンを掲げて活動しているのがポイントです。
つまり傍から見れば「この人達は何がしたいんだろう?」と思われがちなYouTube投稿も、地元ノリを全国に拡めるための一環であると考えれば筋が通りますよね。
発信者にそのような一貫性が見え隠れすると視聴者心理に応援たい気持ちが芽生えます。
これがYouTubeを長期的に運営するのにはとても重要な要素なんです。
僕のチャンネルの最初の印象はアーティスト情報を提供している”ただの情報屋”なんですが、それだけでは自分と同じような発信者が複数出てきたときに負けてしまう可能性が大いにある。だから替えの効かない存在にならなければいけないんですよね。
ポカリスウェットでおなじみの大塚製薬のドキュメンタリードラマが昔やってて、そのとき見たメッセージが今でも忘れられないのですが、「商品を売るのではなくコンセプトを売れ」というものがあります。
YouTubeの発信もこれに当てはまるところがあるなと気づいてから改めてコンセプトをしっかり設定するようにしました。
といっても自分の活動理念をバナーに掲載しただけなんですが、それでも効果はあって僕のYouTube活動を応援してくださる視聴者も増え始めました。
なのでどんなジャンルでYouTubeやるにせよ、コンセプトを持てば”ただの情報屋”のイメージから脱出に成功しやすいと思います。
毎日アナリティクスをチェックする
YouTubeにはチャンネル情報を細かくチェックできるアナリティクスが存在しています。
自分のチャンネルの傾向を知るためにもこちらは毎日チェックしていました。
とはいえ、毎回しっかり分析するのは難しいので全体をなんとなく眺めるだけで最初はいいと思います。
実際それだけでも、毎日投稿していればチェックする度になんとなく変化に気づけるので習慣化するといいですね。
何をチェックしていいかわからなければ
- 視聴者
- 収益
の2つタブは見ておきましょう。
視聴者情報:自分の動画を見てくれている人の性別や年齢層、または他に視聴しているチャンネルなど把握できるので今後の動画づくりにとても役立ちます。
収益情報:推定収益額をチェックするのはもちろんのこと、PRMとCPMの推移までみておくと動画広告の単価を図れるのでどちらもみておいて損はないですね。
※PRM=1,000回再生あたりの収益額を表す指標 CPM=再生回数1,000 回に対して広告主が支払う費用
倉田
毎日メインキーワードをYouTubeで検索する
アナリティクスデータで自分のチャンネル状態は把握できますがそれだけでは情報不足です。
自分のチャンネルから発信しているジャンルの中で、メインキーワードとなる言葉は毎日検索するようにしましょう。
影響力のあるYouTuberが自分のチャンネルで扱っているテーマを取り上げたりすると、普段そのキーワードの動画を視聴しないユーザーも流れてくる可能性が高いです。
ただそこに気づくには、常日頃から自分のチャンネルの専門ワードをYouTube上で(たまにはGoogleなどの検索エンジンでも)チェックしておかないといけません。
YouTubeではフィルタリング検索があるので、毎日キーワードを打ち込んでアップロード日を指定してから検索すると便利ですね。
情報の鮮度を大切にする
動画のネタは鮮度が高ければ高いほど瞬間的なアクセスボリュームが大きいです。
もちろん長期的なアクセスを見込んでネタ収集するのも戦略として全然ありですが、僕のYouTubeチャンネルでは視聴者の熱量が高い話題を、なるべく早めに取り上げることに価値を見出していました。
おかげで“昨日の話題を今日知れる(共有できる)情報チャンネル”というポジションも確立され、情報収集のために日々チェックしてくれる視聴者の方も現れました。
そもそもYouTubeのいいところは、フットワーク軽く視聴者にコンテンツを提供できることなので「鮮度」という要素は結構大事にしていたなと思います。
倉田
作業手順をテンプレ化しておく
“鮮度が大事”と伝えましたがそのためにはすぐに動画をアップできる環境が必要です。
なので限りなく少ない労力で作業が完結できるように意識していました。
主に
- 速報情報をしゃべるときの構成
- 編集ソフトの編集画面
- YouTubeアップロード設定
この3つはテンプレ化しておけば30分せずに完了します。
鮮度に限らず毎日投稿しているので毎回ネタによっていくつかテンプレの種類を用意しておくとスムーズです。
これは日々やり方を更新していくのがいいでしょう。
たまに映像を出す
僕は音声動画を投稿しているので映像を使っていません。
しかし、たまに映像コンテンツを投稿するようにしています。
その最大の理由は、毎日音声で伝えているとどうしても映像でみせないと伝わらない情報が出てくるからです。
たとえば、音源ソフトのリリースやイベントがあった際に、現地の情報を届けるなら音声よりも映像の方が圧倒的に価値提供ができます。
なので必要に応じて映像コンテンツを作成して出すようにしました。
するとこれが好評で「この映像シリーズが好き」というファンも現れるくらいなので、たまには映像出すのもいいですね。
倉田
ただ最初から映像で攻めると続かないのでやり方としては、月1回あるかないかくらいで映像コンテンツを提供するとファンの満足度も高まります。
視聴者とコミュニケーションを取る
影響力を持たない一般人がYouTubeをはじめる場合、一方的な発信よりも視聴者とコミュニケーションを取りながら発信するほうが、長期的にみて数字が安定しやすいです。
たとえばそれは動画にコメントしてくれた視聴者にハートを送ったり、返信したりするとより発信者に対して親近感を覚えてくれます。
また、登録者が1000人超えるとYouTubeチャンネルの「コミュニティタブ」が使えるようになるのですが、こちらを使って動画以外で近況報告や動画で伝えきれなかった情報を投稿して、コミュニケーションを取るのも有効です。
倉田
やはりいろいろチャンネルを見てきて思うのは、YouTubeで数字を伸ばすことが収益目的だったとしてもその過程を視聴者と楽しむスタンスがないと、大抵どこかで詰んでしまうんですよね。
だから再生回数も大事ですが自分の発信に興味のある方を気にかけて、双方でチャンネルを築き上げる気持ちでやっていくと良いと思います。
今後YouTubeってどうなっていくの?
僕がはじめてYouTubeに動画を投稿したのは2008年のときでした。
その時と比べるとYouTubeの存在はとても大きくなり日々アップデートしていますよね。
アドセンス広告のマネタイズは2018年頃から厳しくなりましたがそれでもクリアできる人はできるし、その後数字を伸ばしていく人もしっかり存在します。
僕自身はそのポジションを経験してようやく影響力を持たない一般人でも、YouTubeで活躍できる生き方を見出しました。
これからYouTubeはさらに面白い変化を遂げて僕らの知らないプラットフォームになるかもしれません。
それでも画面の先にいる視聴者(ファン)との信頼関係が気づけていれば、収入の柱は新たに構築することが可能です。
まだまだやれることはあるので引き続きYouTubeでの稼ぎ方にこだわってチャレンジしていきますね!

コメントを残す